QSOデータの共有オープン
環境設定2QSOデータの共有オープンにチェックを入れると、QSOデータファイルを共有モードで開きます。
メインメニューには再読込み(R)が、ステータスバーには【共有】の文字が表示されます。
マルチ・オペレーションで運用することが可能となります。

例えば、クラブ局での記念運用の際に、LANケーブルで複数のパソコンを接続し、同一のQSOデータを複数のパソコンで共有する、という使い方ができます。
NAS(ネットワーク対応HDD)を使うか、特定のパソコンに共有フォルダを作ってサーバー代わりに使う、などが考えられます。
データ共有を行うすべてのパソコンのTurbo HAMLOG/Winで、この機能を有効にしてください。  同時刻にQSOデータへ重複して書き込むことを防ぐため、一時ファイルを開いて制御しています。
この確認メッセージが表示されている間は、他の人は登録できません。

QSOデータの共有とは、一つのQSOデータを複数のTurbo HAMLOG/Winで使用する機能です。
QSOデータの共有を設定した場合は、環境設定2データ登録時確認ありのチェックを外した場合でも、重複して書き込むことを防ぐため、QSOデータの修正登録時は確認メッセージを表示します。
QSOデータを二重化している場合、二重化QSOデータまでは共有していませんので、注意が必要です。
 例えば、クラブ局の記念運用で、一つのQSOデータを2台のパソコン上のTurbo HAMLOG/Winで共有していて、パソコンAで5局交信し、パソコンBでは7局交信したと仮定します。
 共有QSOデータには12局分追加されますが、二重化QSOデータはパソコンAでは5局、パソコンBでは7局の追加となり、クラブ局としての交信と一致しません。
 この場合、Turbo HAMLOG/Winを再起動すれば、共有QSOデータから丸ごとコピーされますが、二重化を過信しないほうがよいでしょう。
QSOデータを共有しているときに、QSOデータのインポートは実施しないでください。
  例えば3台のPCでQSOデータを共有している場合は、他の2台はTurbo HAMLOG/Winを終了させてから実行してください。

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