コールサインサフィックス・サーチ/ワイルドカード・サーチ
◎ サフィックス・サーチ  Ctrl+Enterキー
コールサイン入力欄でサフィックス、またはコールサインの一部を入力し、Ctrl Enterキーを押すと、過去のQSOや登録済みデータから検索し、該当データを一覧表示します。

このとき、セル状に一覧表示されたデータ上で Enterキーを押すと、そのコールサインが取り込まれます。
また、10行目までは、10の数字キーを押すだけで取り込むことができます。
次の例では、SZのみ判明し、テールレターが判明しない状態で検索したものです。

検索方法は、次のとおりです。ワイルドカードが指定できます。表示されたコールサインは、ソート済みです。
ワイルドカードは、*が任意の文字列、?が任意の1文字です。
*の代わりに@が使えます。?やピリオド、カンマのほか、^ \ [ ; : ] +といった記号が使えます。
AA
サフィックスにAAが含まれるコールサインを一覧表示します。
A*
1文字目がAのコールサインを一覧表示します。
A?
2文字コールで、1文字目がAのコールサインを一覧表示します。
?A
2文字コールで、2文字目がAのコールサインを一覧表示します。
?AA
2文字目と3文字目がAのコールサインを一覧表示します。
A?A
1文字目と3文字目がAのコールサインを一覧表示します。
AA?
1文字目と2文字目がAのコールサインを一覧表示します。
AA*
1文字目と2文字目がAのコールサインを一覧表示します。
A1A
数字が含まれる場合、部分文字列で検索します。この場合、A1Aが含まれるコールサインを一覧表示します。
JA1A
4文字以上指定すると、部分文字列で検索します。この場合、JA1Aが含まれるコールサインを一覧表示します。

◎ ワイルドカード・サーチ  Enterキー(Ctrl+Enterキーでも同じ動作です。)
コールサイン全体を、DOSのワイルドカードと同じように検索します。
ワイルドカードは、*@が任意の文字列、?やピリオド、カンマのほか、^ \ [ ; : ] +といった記号が任意の1文字として使えます。
コールサインの一部を次のように入力し、単にEnterキーを押すと、過去のQSOや登録済みデータから検索し、該当データを一覧表示します。
JA*Z
JAから始まり、Zで終わるコールサインを一覧表示します。
7M??ZJ
7Mで始まり、次が任意の2文字、ZJで終わるコールサインを一覧表示します。
JG?M*
JGから始まり、トップレターがMのコールサインを一覧表示します。

以上、まとめてみますと、例えば7M3QSXというコールサインが対象で、
コールサインの部分文字列でサーチする場合、7M3Q M3QS 3QSX などと入れてCtrlEnterキーです。
サフィックスでサーチする場合、QSX Q?X ?SX などと入れて CtrlEnterキーです。
コールサインの一部がわからない場合、7M3Q?X 7M*SX 7M?Q?X *3?SX などと入れてEnterキー、またはCtrlEnterキーです。


検索にあたっては、 環境設定1サフィックス・サーチは(V),(W)も実施 をチェックしておくと、過去のQSOやユーザーリスト以外にも、 テキストデータ(V),(W)からも検索します。
また、環境設定1サフィックス・サーチはCALLのみ表示をチェックしておくと、ディスク上のQSOデータからは読み込まなくなり、検索が速くなります。
好みに応じて設定してください。

検索は、QSOデータ → ユーザーリスト(U) → テキストデータ(V) → テキストデータ(W)の順で検索し、コールサインは重複しません。
コールサインの右側に表示されている文字は、それぞれQSOデータ(-)、ユーザーリスト(U)、テキストデータ(V)、テキストデータ(W)を示すものです。

一覧表示されたデータ上で-(ハイフン)キーを押すとQSOデータが表示されなくなります。
 U,V,Wキーでは、それぞれ(U),(V),(W)のデータが表示されなくなります。

これらの機能は、7文字以上のコールサインの場合、7文字目以降の文字では検索できません。6文字までが対象です。
  例えば、8J1ABCDEF の場合、DEやDEFでは検索できません。
  また、ユーザーリスト(U)、テキストデータ(V),(W)は、7文字以上のコールサインは登録できません。
処理を高速化するため、QSOデータではなくインデックスファイルからサーチしています。
  従って、コールサイン中の/を含めたサーチはできません。
検索結果が概ね3,000件を超えそうになると、検索を中断してそこまでの検索結果を表示します。

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