○ ログ入力設定 - リグ接続設定
環境設定の設定4・設定5でリグと接続 にチェックが入っていると、リアルタイムで周波数やモードを入力ウインドウに取得したり、入力ウインドウの周波数やモードをリグに転送することができます。詳しくは、リグのマニュアルを参照してください。
アイコムの固定機から情報を取得する
ケンウッド・ヤエス・JRCの固定機から情報を取得する (FT-2000/9000ではケンウッド機を選択してください。)
- タイマー・コマンド
- 主にヤエスのリグで使用します。
通常はゼロです。ゼロでは機能しません。
ヤエスのリグでは、リグのダイヤルを回したりモードを変えたりしても、その情報を送ってくれません。
そのため、一定間隔で「周波数情報を送れ」というようなコマンドを送ってやる必要があります。
ここで例えば5を指定すると、0.5秒間隔でコマンドを送り続けます。
- 1kHz単位
- このドロップダウンリストでは、リグからの情報をどのように扱うかを選択します。
取得しない リグから情報は、入力ウインドウをクリアしたときだけ取得します。
1kHz単位 1kHz未満を切り捨てて取得します。
kHz四捨五入 1kHz未満を四捨五入して取得します。
全桁を取得 可能な範囲で取得します。通常は10Hz単位までです。
- リグ識別メモ
- この欄に書き込んだ文字列は、入力ウインドウのタイトルバーに表示されます。
現在どのリグと連動しているのかわかるように、機種名等を記入しておいてください。
- トランスバータ周波数補正
- 固定機にトランスバータを接続して別のバンドにオンエアしている場合、親機との差の周波数をここで設定してください。
例えば、28MHzから50MHzに持ち上げている場合、ここを 22MHzに設定すれば、親機の周波数が28MHzでもTurbo HAMLOG/Winの周波数欄は50MHzと表示されます。
- □ 拡張機能
- リグごとにその用途が異なります。
アイコム、ケンウッド・ヤエス・JRCの説明を参照ください。
ここで設定したリグは、環境設定で指定したリグと一致しなければなりません。
- ※参考※ HAMLOGW.INIについて
- [RigCom]
- DTR3=0
- このように記述すると、リグ接続においてCOM3のDTRはOFFのまま起動します。
DTR3の3がCOM番号です。リグ接続で使用するCOM番号を指定します。
- RTS1=0
- このように記述すると、リグ接続においてCOM1のRTSはOFFのまま起動します。概要は、DTRと同じです。
- ※参考※ HAMLOGW2.INIについて
- [A_HAMLOG]
- PTT=1
- 数字はCOMポートの番号です。このように記述すると、PTT-ON(送信時)に COM1のRTS信号がONとなります。
- PTT=2,DTR
- このように記述すると、PTT-ON(送信時)に COM2のDTR信号がONとなります。
ただし、この機能によりオープンできるCOMポートは一つだけで、リグと接続とは別のCOMポートです。
最近のリグはPTTのON/OFFコマンドが備わっていますので、上記機能ではなく通常のリグ接続の方が便利です。
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