○ 表示(V) → Wkd/Cfmマスターデータ集計(M)
マスターデータ(HAMLOG.MST)は、市郡等のチェックリストになっています。
ここで行う処理によりQSLの項目の1文字目が環境設定1の Wkd/Cfm除外で指定した文字でなければ(一般的には N
や P でなければ)、Wkdのフィールドの該当する周波数のビットを1にし、QSL受領済みとします。
カードを受け取っていれば Cfmのフィールドの該当する周波数のビットを1にして、これらの数をカウントすることによりWkd/Cfm件数がわかります。(JCC/Gハンターズノートと同じ考え方です。)
JD1(小笠原、南鳥島)にあっては、JCGとして入力してあるとDXの件数にカウントされませんからその点ご了承下さい。
- Mode指定
- Wkd/Cfm状況を集計するとき電波型式を指定したい場合は、Mode指定の欄に記入してください。
図のように、カンマで区切って複数指定することができます。空欄の場合は全電波型式を指定したことになります。
環境設定2の登録したデータのWkd/Cfmチェックありがチェックされている場合、ここに登録したModeは、QSOデータの登録時にも集計されます。
図の例では、SSBとCWが指定されていますので、SSBやCWのQSOデータを1件入力する度に、未交信の地域であれば件数が増えます。
ここで指定したモードは、マスターデータ一覧表示でも反映され、そのタイトルバーに表示されます。
- 集計開始番号
- QSOデータ中の特定の交信以降を集計したい場合、ここでそのレコード番号を指定します。
例えば、本年最初のQSOから集計したい場合は、そのレコード番号を指定してください。
特に指定が無ければ、1です。
- 再集計ボタン
- Mode指定を変更したり、データを削除しても HAMLOG.MSTに書き込まれたWkd/Cfm状況には反映されません。
この場合、再集計ボタンをクリックしてください。Wkd/Cfm状況を初期化してから再計算します。
Ctrlキーを押しながらクリックすると、初期化のみ実施してゼロにします。右クリックメニューのWkd/Cfm初期化のみと同じです。
- 右クリックメニューにより表示された結果をそのまま印刷、エクセルに出力、あるいは初期化のみをすることができます。
Wkd/Cfm初期化のみ
- マスターデータ(HAMLOG.MST)のWkd/Cfmチェックフィールドを初期化し、Wkd/Cfm件数をゼロにします。
初期化のみ実施し、再集計はしません。
- QSOデータ登録時の集計について
- 環境設定の設定2で、登録したデータのWkd/Cfmチェックあり がチェックされていれば、QSOデータを1件入力する度に、それが未交信の地域であれば、マスターデータにWkd/Cfm済みチェックマークを書き込みます。
- 東京都特別区の場合について
- 東京都特別区(区コード100101から100123まで)は、2010年4月以降のQSOでは、それぞれ市としてもカウントされます。
Turbo HAMLOG/Winでは、区コード100101から100123までのほかに、市としてカウントさせるため、1051から1073までのダミーデータが登録されています。
例えば、2010年4月以降に東京都千代田区とQSOした場合、100101と1051の両方にWが書き込まれます。
あくまでもJCCカウント用のダミーデータであって、公式のコードではありません。
ここで集計される区の件数は、東京都特別区と政令指定都市の区のミックスとなります。
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