○ オプション(O) JT-Get's(J)表示モードとリンク設定
表示モードとリンク設定
モード指定
Before(B4)欄に表示するモードをカンマで区切って複数指定できます。初期値がFT8,JT65です。
空欄にすると全モードを表示します。
□ 特定局を選択−3
あらかじめここで登録しておいたコールサインの局が現れると、UTC、dB/DT/Freqのセルを黄色で表示します。
コールサインはカンマで区切って複数登録することができます。
□ 選択セルの行を選択したままとする
チェックを入れると、スクロールしなくなります。現在の行位置を選択したままとなります。
コールしたい局がスクロールして見えなくなってしまうことを防ぐのを想定しています。
□ B4表示の重複なし
同一のバンド・モードで複数回交信している場合でも1個だけの表示となります。
例えば、7MHz FT8で3回交信していても、1個だけ表示されます。
□ 行番号非表示
左端の行番号の列が表示されなくなります。
これ以降のレコード番号をB4表示
指定したレコード番号以上の交信について、B4表示の対象とします。1を入れれば過去の全交信です。
FT8を始めた頃のレコード番号がいいでしょう。
B4表示の最大数
Before欄に表示されるB4交信の上限を指定します。最少で5個です。
□ 降順に表示
ALL.TXTの表示を降順に表示します。
色設定ボタン
メニューがポップアップしますので、CQを出している局などの色を設定します。
Shiftキーを押しながらメニューをクリックすると、初期値に戻ります。
□ 交信結果を入力ウインドウへ転送する
WSJT-Xで相手に73を送ったとき、WSJTX.logファイルに書き込まれた内容が入力ウインドウに転送されます。
システムの流れとしては、まずWSJT-X上のコールサインが転送され、コールサインを入れてEnterキーを押したの同様の動作となります。
デュープチェックと同時に日付、時刻、His、My、周波数、モードの欄にもWSJTX.logの内容が転送されます。
GL欄は、空欄であれば転送されます。
日付、時刻は、入力環境設定に応じ、JSTまたはUTCで転送されます。
Code、QTH、HisName、Remarks欄には何も送りませんので、例えば相手が移動局だった場合、あらかじめ知り得たQTHなど入れておくこともできます。
HAMLOGユーザーリストが組み込んであれば、その内容が取り込まれます。(Code、QTH、HisName、Remarks欄が空欄の場合)
免許状Get'sが起動していれば、総務省免許情報からQTHが取り込まれます。
注:WSJT-Xのファイルメニューから 設定 → レポート → QSOをログするよう促すメッセージを出すにチェックを入れておいてください。
注:JTDXでは、同じくLog QSOウインドウを表示するにチェックを入れておいてください。
□ 交信時刻はtime_offを転送
交信終了時刻を転送します。ADIFでいうところのqso_date_off、time_offの日付時間です。
kHz未満をカットして転送/周波数は全桁転送する/周波数は転送しない
WSJT-Xが記録した周波数の、入力ウインドウへの転送方法について選択します。
入力ウインドウに転送のみ/QSOデータ登録確認あり/即QSOデータを登録
 次のいずれかを選択します。
* 入力ウインドウへ交信内容を転送し、Saveボタンをクリックする直前の状態
* 右図のとおりQSOデータを登録してよろしいですか?メッセージボックスを表示
このメッセージボックスは、JT-Get's表示中に限り最前面に表示します。WSJT-Xよりも前面に表示します。
* すぐにQSOデータを登録。右図のメッセージボックスを表示せずに登録します。
このメッセージボックスは、環境設定の設定3標準メッセージにチェックを入れるとWindows標準のメッセージボックスで、チェックを外すと文字サイズが変更可能なメッセージボックスとなります。
□ 時刻同期
パソコンの時刻を、表示中の局に合わせる簡易時刻合わせ機能です。移動運用などで時刻合わせができないときを想定しています。
例えば、DT欄が -0.5の局が多い場合は、自局が0.5秒ずれている可能性があります。
時刻同期ボタンの左側にチェックマークを入れると、時刻同期ボタンが有効になります。
DT欄が -0.5の局を選択し、時刻同期ボタンをクリックすると0.5秒校正されます。
注:次回の受信シーケンスが終わるまでDT欄に変化はありませんので、この操作を続けて実行すると時間がずれてしまいます。
  30秒以上は受信して確認ください。
注:この機能は、HAMLOGを管理者権限で動作させていないと機能しません。
ALL.TXT読込間隔(0.1秒単位)
ALL.TXTの更新の有無を調べる間隔を0.1秒単位で指定します。ALL.TXTのファイルサイズに変化があれば読み込んで表示しています。
パソコンの性能が良ければ数字を小さく設定してみてください。初期値は10で、1秒間隔です。
0.1秒〜2.5秒の範囲で指定できます。(1〜25の範囲)
□ UDPを使う
UDPサーバー機能を使って、JT-Get's上でコールしたい局をダブルクリックするとWSJT-X/JTDXが送信を開始します。
UDPアドレス
WSJT-Xのファイルメニューから設定 → レポート → UDPサーバーに記載されているアドレスです。
初期設定では、127.0.0.1 です。
ポート番号
同じくUDPサーバーに記載されている数字です。初期設定では2237です。
WSJT-X/JTDXと上記2点を一致させることにより、JT-Get's上でコールしたい局をダブルクリックするとWSJT-X/JTDXが送信を開始します。
 UDPを使うが無効のときは、JT-Get's上でダブルクリックするとEnterキーを押したのと同様にデュープチェックを行います。
 JT-Get'sを閉じたときもUDP通信は無効となります。
JT-Get'sをダブルクリックして送信を開始させるには、WSJT-X/JTDX側のUDP設定も必要です。(下図参照)

WSJT-Xの設定 ファイルメニューから設定レポートUDP要求を受け入れるにチェックを入れます。


JTDXの設定 ファイルメニューから設定レポーティングUDP要求を受け入れるにチェックを入れます。
 さらにメニューのその他UDP返答メッセージを受け入れどのようなメッセージでもを有効にします。

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