電子QSLの定義 元に戻る 各命令 条件命令 各項目
? と条件命令の間には、空白を入れても入れなくてもかまいません。
- ? Rcv
- QSL受領済みであれば、この次の一行を実行します。
- ? Potbl
- 移動局であれば、この次の一行を実行します。
- ? UTC
- UTCであれば、この次の一行を実行します。
- ? Name
- 氏名が入力されてあれば、この次の一行を実行します。
- ? QslM
- QSLマネージャー経由(QSL欄の1文字目が M)であれば、この次の一行を実行します。
- ? Qsl1 "n"
- QSL欄の1文字目がnであれば、この次の一行を実行します。nは任意の1文字です。
- ? Qsl2 "n"
- QSL欄の2文字目がnであれば、この次の一行を実行します。nは任意の1文字です。
- ? Qsl3 "n"
- QSL欄の3文字目がnであれば、この次の一行を実行します。nは任意の1文字です。
【例】 ? Qsl3 "E"
#Print 130,800,"電子QSL受領済みです。"
- ? RmStr "文字列"
- 指定した文字列が、現在読み込んであるQSOデータ中のRemarks1かRemarks2に存在すれば、この次の一行を実行します。
文字列中には、
!
で始まる変数が使えます。
【例】 #Mov $$F="Turbo"
? RmStr "!$$F HAMLOG"
#Print 100, 500, "Turbo HAMLOGをお使いですね"
- ? Club
- 相手がクラブ局であれば(サフィックスがYかZ
で始まる3文字であれば)、この次の一行を実行します。(ただし、国内局のみ)
- ? Data1 "文字列"
- 現在読み込んであるQSOデータ中に特定の文字列が存在すれば、この次の一行を実行します。
Data1 〜 Data14が指定できます。
Data1はコールサイン、Data2は日付、Data3は時間・・・Data11は氏名、Data12はQTH、Data14はRemarks2(以上、メインウインドウの並びのとおり) 文字列中には、 !で始まる変数が使えます。
【例】 ? Data7 "SSTV"
#Print 150, 400, "FBな画像を有難うございます。"
- ? nData13 "文字列1,文字列2,文字列3,文字列4,文字列5"
- カンマで区切った文字列のいずれかが、現在読み込んであるQSOデータ中に存在すれば、この次の一行を実行します。
文字列1、文字列2、文字列3...の順で探します。
カンマで区切った文字列は、CSVファイルの1行と同じフォーマットです。
それ以外は、Data1 〜 Data14と同様です。
【例】 ? nData7 "FT4,FT8,JT65,JT9"
#Print 150, 250, "dB"
- ? $$A "文字列"
- 文字列変数に特定の文字列が存在すれば、この次の一行を実行します。$$A 〜 $$Tが使えます。
- ? Freq n
- n は周波数帯を示す数値です。各周波数帯ごとの数値は、次のとおりです。
1.9MHz=1 3.5MHz=2 7MHz=3 10MHz=4 14MHz=5 18MHz=6 21MHz=7
24MHz=8 28MHz=9 50MHz=10 144MHz=11 430MHz=12 1200MHz=13 2400MHz=14 5600MHz=15
SATELLITE=17 その他又は認識できない=16
【例】 ? Freq 3
#Print 100, 300, "40m Band"
- ? DXST
- 相手がDX局であれば(入力ウインドウのDXにチェックして保存したデータ)、この次の1行を実行します。
- ? CQde
- 呼ばれた場合、または自局のCQで始まったQSOであれば(入力ウインドウのCQにチェックをいれて保存したデータ)、この次の1行を実行します。
- ? Check1
? Check2
- 入力ウインドウの1や2にチェックが入っていれば、この次の1行を実行します。
Check1 と Check2が使用できます。
- ? Space "空白文字列"
- 文字列が空白であれば、この次の1行を実行します。この例では、Rig/Ant設定でアンテナの地上高が入力されてあれば、アンテナを印字します。文字列中には、
!で始まる変数が使えます。
【例】 ? Space! "!Hi"
#Print 80,800,"!HimH !AN"
- ? User ※機能しません
- 相手のコールサインがHAMLOGユーザーリストに存在し、かつ、HAMLOGユーザーリストを開いていれば、この次の1行を実行します。
- ? End
- 条件命令の終わりを指定します。これにより ? 条件命令 と ? Endの間に、複数の命令を記載できます。
ただし、? 条件命令 と ? End の途中にネストして ? 条件命令 を記載することはできません。
次のように? 条件命令 を続けて記載すれば、AND条件となりますのでOKです。
【例】
? Freq 3 ; 7MHzで かつ
? RmStr "湯-" ; 温泉移動局だったら
#Print 10, 40, "!NAさん、湯加減はいかがでした?"
#Print 10, 90, "また!FRMHzでお会いしましょう!"
? End ; ?RmStrの終わり
条件命令に !を付ければ意味が逆になります。(? Endを除く) 例えば、 ? UTC! では、JSTであれば次の1行を実行します。
条件命令の行を続けて記述すると、AND条件で次の行を実行します。例えば、次の例ではDX局でNAME欄が入力してあれば、"FB DX Dr 名前"と印字します。
? DXST
? Space! "!NA"
#Print 100,500, "FB DX Dr !NA"
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